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仏具の漆加工

TEL. 052-384-0153

〒454-0935 愛知県名古屋市東起町4丁目154-2

松崎漆工

会社・工場案内

会社方針

弊社は、寺院仏具の修理を基盤とし、御下命あれば寺院仏具の新調もさせて頂いております。


工場案内 

 弊社の工場では、御預かりした品を安全に運べるよう3階建ての建物の中にエレベータを設置し、工程によって各階に                              運んで下地や塗り、箔押しなどの作業をしています。


  1 階 下地塗り・中塗り
 全国から仏具の修理・新調がここに集まります。
 一旦ここで仮組みを行い、下地作業を施します。
   3階 ペーパーあて
 下地が終わると3階にてペーパーあてをします。粗さの異なる紙やすり・研磨機を使用し、下地塗りから上塗りにかけて粗いヤスリから細かいヤスリに変えていきます。下地塗り→粗いヤスリ→中塗り→ヤスリというように塗りと研磨を繰り返し、表面を均一にしていきます。
 ほこりだらけになるのでブースはいつも換気扇が回りっぱなしの状態です。
   3階 上塗り
 最後の上塗りをかけます。ほこりがつかないように夏でも窓を閉めて漆の吹き付けをします。
  1階 金箔押し
 瓔珞、彫物など金箔仕上げの品に箔を押します。弊社では一人で作業をしているため、平面の品は取引先に依頼すことが多いです。
   1階及び2階 組立
 出来上がった品を組み立てます。特大の品は別棟を使います。

   摺漆 1階奥倉庫、2階
 須弥壇など大きな品は1階倉庫、小さな品は2階で摺漆をします。
 毎回湿気などに気を遣います。

   本漆 2階
 奥に見えるのは「むろ」です。塗り終わってほこり、ゴミを針で一つ一つ取り除く作業が大変です。